コンテンツへスキップ

紙の基本(3)〜紙道楽! 紙に印刷して遊ぼう(1)〜

こんにちは。ANGEL VIBES です。
ところで、皆さんはプリンタを持ってますか? 手差しトレイがあるプリンタがあれば紙を使っていろいろ遊べるので、楽しみが増えますよ。A4サイズまで印刷ができるインクジェットプリンタなら5,000円以内のお手頃価格のものもありますし、もしお持ちじゃないならご検討されてはいかがでしょうか。
今日は、そんなプリンタを使った紙の遊び、「紙道楽」のお話です。

 

手差しトレイがあれば画用紙にも印刷できる

プリンタには「給紙トレイ」という部分があり、ここに印刷用紙を入れて印刷するしくみとなっています。家庭用のインクジェットプリンタなら、給紙トレイに入れることができる印刷用紙は、通常なら専用の用紙となります。今どきコンビニエンスストアでも売っている、数百枚単位の束になってるアレです。

「コピーペーパー」などとして売られてますね

 

プリンタによってはこの「給紙トレイ」しかなく、専用の用紙しか使えません。でも「手差しトレイ」があれば、それ以外の用紙も使えます。年賀状用紙や画用紙、特殊紙も使用できます。「手差しトレイ」によって印刷ができる紙の種類が増えれば、それだけ楽しみも広がります。ペーパークラフトなども楽しめるようになります。

 

厚めの紙に印刷してペーパークラフト

デザイン好きの皆さんの中には、小学生の時に工作が好きだったという方が多いのではないでしょうか? あるいは今も、プラモデルが好きだという方がおられるかもしれませんね。そういった方におススメなのは、ペーパークラフトです。
ペーパークラフトは紙を工作して作る模型で、少し厚めの紙に印刷された図案を切り取って、折ったり貼ったりして作ります。
インターネット上では、無料の図案を公開しているWebサイト(サイト内規約があるので、それぞれのサイトのルールに従ってください)があります。図案は様々で、比較的単純な形状の子ども向けのものから、複雑な形状の大人向けのものまで揃っています。
こうしたWebサイトでは、PDFなどの形式の図案が無料ダウンロードできるようになっています。このダウンロードした図案を紙に印刷し素材にして、ペーパークラフトを楽しもうというわけです。
紙はいつもの印刷用紙じゃ作りにくいので、少し厚めで頑丈な紙を使用します。官製はがきぐらいのコシがあった方がいいでしょう。厚みは、およそ0.15〜2.3mmぐらい。「ペーパークラフト専用紙」も販売されていますので、迷うようでしたらこうした紙もおススメです。
とはいえ、子どもの時に落書きして遊んだような白い画用紙でも充分間に合います。画用紙は天糊になって一冊ずつ売っているタイプのものがあります。ペーパークラフトもできるので、一冊買っておくと何かと使えて便利ですよ。
ちなみに、私はマルマンの画用紙を常備しています。落書きしたり、印刷したり、何かと使う機会があります。

マルマンの画用紙

 

ペーパークラフトのおススメサイト

お話したように、インターネット上には、ペーパークラフトの図案が無料ダウンロードできるWebサイトがあります。本当に無料でいいのかしら? と思うくらい、素敵な図案が公開されています。おススメのサイトをちょっとピックアップしておきましょうか。

★Canon Creative Park
動物、おもちゃ、乗り物など、カテゴリが多く、とにかく数が豊富です。難易度が低いものから高いものまであるので、初心者から上級者まで楽しめます。
「Canon Creative Park」にはペーパークラフト以外にも、紙に印刷して楽しめるコンテンツが盛りだくさんです。

★エプソン Webプリワールド
動物、恐竜、昆虫など、お子さんが喜びそうです。難易度が高いものもあるので、こちらも初心者から上級者まで楽しめそうですね。
こちらも、ペーパークラフト以外にも、紙に印刷して楽しめるコンテンツが盛りだくさんです。

★エプソン・ナカジマレーシング
ツーリングカーレース「SUPER GT」で、エプソンがメインスポンサーとなっているチーム「NAKAJIMA RACING」のレースカーなど。難易度高めですが、リアルでカッコイイです。

★ヤマハ発動機
ヤマハのバイクや動物、それから日本の情景など、テーマが多岐に渡ります。ペーパークラフトの作り方のムービーもあり、充実の内容です。

 

紙を切る・貼るための道具

ペーパークラフトもそうですが、紙を切ったり貼ったりするためには、そのための道具が必要です。基本は揃えておきましょう。

・はさみ
・カッター
・カッティングマット
・糊
・定規

最低限、これくらいでしょうか。
はさみ、カッターなら、お手元にあるかと思うので、使い慣れたものを使っていただければと思います。実際の紙を切るの作業では、カッターを使う方が多いかもしれませんね。専門的になれば、デザインカッターという特殊なカッターを使ったりもします。ですが、普通のカッターがあれば、だいたい事足ります。カッターは刃が命なので、切れなくなってきたらパキッと折ってどんどん新しくしましょう。
定規はカッターにあてて使います。直線など、曲がらないように切る時に役に立ちます。これも、お手元のプラスチック製のものでOKです(手を切らないようにお気をつけを!)。
カッティングマットは、カッターを使う時のマットです。カッターを使う時って、どうしてますか? 厚紙を下に敷いて使ってますか? やめましょう。机にキズをつける原因にもなりますし、何よりカッティングマットの上で使う方がカッターが使いやすいです。サイズはA4くらいあれば、充分です。私はA1サイズくらいの大型のものも持っていますが、無ければ先にA4くらいのものを揃えてしまいましょう。
それから、糊。糊もいろいろありますが、とりあえず「ピット糊」を揃えておきましょう。あのスティック状のやつです。あとは、コニシ製のボンド「Gクリヤー」。速乾性でよくくっつきます。色が透明なので、仕上がりが綺麗です。ペーパークラフトには「Gクリヤー」がいいですね。用途によって使い分けてください。
マニアックな話、他にも道具を紹介できますが、最低限これくらいの道具があればいろいろ楽しめます。最低限の道具を揃えて、物足りなくなったら買い足す感じで充分です。

 

まとめ

・「手差しトレイ」があるプリンタなら、いろいろな種類の紙に印刷できる
・厚めの紙に図案を印刷すれば、ペーパークラフトが楽しめる
・紙を切る・貼るために、はさみ・カッター・カッティングマット・糊・定規は最低限揃えましょう

ではまた!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA